紅の砂漠の推奨スペックと4K向け予算別おすすめPC
この記事の要点 ・Pearl Abyss公式の紅の砂漠PC要件はMinimum/Recommended/High/Ultraの4段階。目標解像度が1段上がるごとに必要GPUクラスも1段上がる階段構造になっている。 ・見落としやすい前提はRAMが全段16GB共通で、CPUやGPUだけ上げてもRAMは据え置きでよい点。ストレージは公式表記135GB/launch後案内150GB/報告値約121GBと数値が割れており、展開時は一時的に200GB前後の空きが要る。 ・公式Ultra(ネイティブ4K 60fps・レイトレ・アップスケールなし)を満たすのはRTX 5070 Ti / RX 9070 XT級から。予算別ではRTX 5060 Ti 16GB/RTX 5070/RTX 5070 Tiの3枚が公式段位ときれいに整合する。
長期開発のAAAオープンワールドである紅の砂漠(Crimson Desert)は、要求スペックが4段階で公開された数少ないタイトルです(本作は2026年3月20日にPC/PS5/Xbox Series X|S/Mac同時発売済み。本記事の要件は発売時に公開された公式値に基づき、2026年7月時点で仕様表の改訂は確認されていません)。ところが公式のスペック表は画像掲載で数値が拾いにくく、初期の2段階版と最終の4段階版が混在して情報が錯綜しています。本記事は編集部が公式Notice系の一次情報と複数の二次ソースを突き合わせ、4段階を1つの集約表にまとめ、そこから予算別のBTO早見表を導出しました。数値は公式値と公開ベンチ・国内相場の範囲で断定し、一次実測が要る箇所は正直に明示します。
紅の砂漠の推奨スペックは?4段階を1表にまとめると
紅の砂漠のPC要件は最低・推奨・High・Ultraの4段階です。結論から言うと、狙う解像度とfpsが1段上がるごとに、必要GPUがちょうど1クラス上がる設計になっています。1080pアップスケールならGTX 1060級、1080p60/4K30ならRTX 2080級、ネイティブ1440p60ならRTX 4070級、ネイティブ4K60ならRTX 5070 Ti級です。CPUも同様に段ごとに上がりますが、RAMだけは全段16GBで固定されています。まず全体像を1表で押さえましょう。
| 段階 | 目標解像度・fps | GPU(NVIDIA) | GPU(AMD) | CPU目安 | RAM |
|---|---|---|---|---|---|
| Minimum | 900pレンダ→1080pアップスケール 30fps | GTX 1060 | RX 5500 XT | Ryzen5 2600X / Core i5-8500 | 16GB |
| Recommended | 1080p 60fps または 4K 30fps | RTX 2080 | RX 6700 XT | Ryzen5 5600 / Core i5-11600K | 16GB |
| High | ネイティブ1440p 60fps | RTX 4070 | RX 7700 XT | Ryzen5 7600X / Core i5-12600K | 16GB |
| Ultra | ネイティブ4K 60fps(Ultra+RT・アップスケールなし) | RTX 5070 Ti | RX 9070 XT | Ryzen7 7700X / Core i5-13600K | 16GB |
全段共通の前提もまとめておきます。OSはWindows 10/11 64bit(22H2以降)、DirectX12対応、Intel Arcは非対応。アップスケーラーはDLSS 4.5 / FSR 4.0.3 / FSR 3.1に対応し、XeSSには非対応です。Ultra段は「アップスケールなしのネイティブ4K」でレイトレを効かせた設定である点が特徴で、ここが本作の負荷のピークになります。

なぜ解像度が1段上がるとGPUも1段上がるのか
各段の「目標解像度・fps」と「指定GPU」を並べると、負荷とハードが線形に対応していることが読み取れます。これは公式が段位ごとに明確なターゲットを設定しているためで、逆に言えば自分の目標解像度を決めれば必要GPUが一意に決まるという便利な構造です。1080p(アップスケール前提)ならGTX 1060 / RX 5500 XT、1080p60・4K30ならRTX 2080 / RX 6700 XT、ネイティブ1440p60ならRTX 4070 / RX 7700 XT、ネイティブ4K60ならRTX 5070 Ti / RX 9070 XT。段と段の間にGPU世代・クラスがちょうど1段分挟まる形です。
なぜ段ごとにGPUが1クラス上がるのかは、GPUが毎フレーム描くレンダリング画素数の計算で裏づけられます。フルHD(1920×1080)は約207万画素、WQHD(2560×1440)は約369万画素、4K(3840×2160)は約829万画素です。比を取ると1080p→1440pで約1.78倍、1440p→4Kでさらに約2.25倍、1080p→4Kでは4.0倍の画素を同じ60fpsで描き切る必要があります。この描画負荷の倍増分が、そのままGPU1クラス分の性能差に対応します。加えてUltra段はレイトレ有効かつアップスケールなしで負荷が上乗せされるため、解像度の1段が要求GPUの1クラスにほぼそのまま写像されるわけです。
この「解像度→GPUクラス1対1」の設計は、購入判断を単純化してくれます。CPUも段ごとに上がりますが、実際のボトルネックは高解像度になるほどGPU側に寄るため、予算配分はGPU優先で組むのが合理的です。GPUクラスとVRAM要求の関係を体系的に理解したい場合は、VRAM容量が1440pと4Kで意味を変える理由をまとめたガイドも合わせて読むと、なぜ4K段でメモリの厚いカードが要るのかが腑に落ちます。
RAMとSSDで見落としやすい前提は何か
意外な落とし穴が2つあります。1つ目はRAMが全段16GB共通という点。Ultraを狙ってもRAM要求は最低段と同じ16GBなので、ここに32GB以上を積む優先度は本作単体では高くありません(他の重量級タイトルや配信を兼ねるなら32GBは有効)。2つ目はストレージで、ここは出典によって数値が割れています。編集部としては断定せず、確認できた3つの数値を併記します。
| 項目 | 数値 | 主な出典 |
|---|---|---|
| 公式スペック表記 | SSD 135GB | CORSAIR / ゲーミングスタイル |
| launch後の案内 | 150GB SSD(空き) | Adventure Gamers / PCGamesN 系 |
| 実インストール(コミュニティ報告値) | 約121GB(展開後・2026-03-19時点) | Steamコミュニティ報告・目安(順次追加) |
結論としてSSDが必須である事実は動きませんが、必要空き容量は「案内値150GBを基準に確保し、展開・アップデート時は一時的に200GB前後の空きを見ておく」のが安全です。プリロード約93GBが展開後に膨らむ挙動があるため、ギリギリの空き容量で運用すると更新時に詰まります。報告値はビルド更新で変動するため、本欄は今後も順次追加します(現状は公式値/目安)。
紅の砂漠で4K60を出せるGPUの実力ラインは
ネイティブ4K 60fps(Ultra+レイトレ)を実際に満たすのはRTX 5070 Ti / RX 9070 XT級からです。40GPUを実測比較したゲーミングスタイルのベンチ(2026年5月)によれば、RTX 5070 Tiは1440p Cinematicで約127fps、そして4K Ultra+RTのネイティブで60fpsに到達します。RX 9070 XTもほぼ同等の4K60ラインです。1440pで120fps超を狙うならRTX 5070 Ti以上、1440p60を安定させるだけならRTX 5070 / RX 9070級から届きます。
| 目標 | 到達GPUライン | 備考 |
|---|---|---|
| ネイティブ4K60(Ultra+RT) | RTX 5070 Ti / RX 9070 XT | 公式Ultra段と一致 |
| 1440p 120fps超 | RTX 5070 Ti以上 | 高リフレッシュ狙い |
| 1440p 60fps安定 | RTX 5070 / RX 9070 | 公式High段に近い |
重要なのは、公式が示すUltra段のGPU(RTX 5070 Ti / RX 9070 XT)と、独立系ベンチの4K60達成ラインがぴたりと一致している点です。公式の段位表記は社内テスト値ベースで構成により変動するとされますが、外部実測と整合しているため、購入判断の基準として信頼できます。編集部の一次実測値は順次追加します(現状は公式値と公開ベンチの範囲で提示)。他のAAA級の負荷傾向と比べたい場合は、黒神話 悟空の推奨スペックとおすすめPC構成を並べて見ると、フルレイトレ級タイトルの中での本作の位置づけが掴めます。
予算別のおすすめBTO(ゲーミングPC)は何を選べばいい
公式段位と国内GPU相場(2026年6月時点)を突き合わせると、狙う解像度ごとに買うべき1枚が自動的に決まります。以下は編集部が公式段位・実勢価格・公開ベンチから導出した早見表です。価格はGPU単体の実勢と、完成品BTOの相場を分けて示し、VRAM容量も並べて4K常用時の余裕を比較できるようにしました。
| 狙い(公式段位) | 推奨GPU | VRAM | GPU実勢価格 | 到達段位 | 完成品BTO目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1080p60〜4K30・コスト優先 | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 約¥85,000〜94,800 | Recommended中心 | エントリー帯 |
| 1440p60〜4K30 | RTX 5070 12GB | 12GB | 約¥110,000前後 | High(1440p60) | ミドル帯 |
| ネイティブ4K60(公式Ultra) | RTX 5070 Ti 16GB | 16GB | 約¥169,973前後 | Ultra(4K60) | 約¥379,800〜(9800X3D構成) |
読み替えのポイントは3つです。第一に、RTX 5060 Ti 16GBはVRAM 16GBを備えつつ実勢9万円前後で、Recommended段(1080p60/4K30)を軸に長く使える入門枠。第二に、RTX 5070は1440p60(High段)を安定させる中核で、コスパ観点でも5060 Tiからの素直なステップアップ(ただしVRAMは12GBのため、4K常用や重VRAMタイトルの併用まで見込むなら5070 Tiの16GBが安心)。第三に、公式が名指しするRTX 5070 Tiこそが「ネイティブ4K60・アップスケールなし」を満たす唯一の現実解で、完成品なら9800X3Dと組んだ約38万円構成が基準になります。
どの段を選ぶべきか?購入判断フレーム
自分がどの段を買うべきか迷ったら、次の診断ツリーで一意に決められます。上から順に該当するものを選んでください。
- ネイティブ4Kで60fps・映像は最高設定で妥協したくない → Ultra枠。RTX 5070 Ti / RX 9070 XT。完成品なら約¥379,800〜。
- メインは1440pで60fpsを安定させたい → High枠。RTX 5070 / RX 9070。1440p60が最も費用対効果の合う解像度。
- 1080p60を基本に、たまに4K30も試したい・予算を抑えたい → Recommended枠。RTX 5060 Ti 16GB。VRAM16GBで先々も安心。
- とにかく起動して遊べればいい・旧PCを流用したい → Minimum枠。GTX 1060 / RX 5500 XT。900pレンダ→1080pアップスケール30fps前提。
この4分岐はそのまま予算配分の指針にもなります。GPUを1段上げれば体験解像度が1段上がる構造なので、迷ったら1段上を選ぶほうが後悔が少ないのが本作の特徴です。他の2026年の重量級タイトルも含めて1台で長く戦える構成を組みたいなら、2026年の重量級ゲーム向けおすすめゲーミングPCの総合ガイドを軸に選ぶと外しません。発売時期と要求スペックの推移を追いたい人は、新作リリースとスペック要求のカレンダーで本作の位置づけを確認しておくと、購入タイミングの判断がしやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 紅の砂漠はRTX 5060 Tiでも4Kで遊べますか? ネイティブ4K60(Ultra+RT)は公式・実測ともRTX 5070 Ti / RX 9070 XT級が必要ラインです。RTX 5060 Ti 16GBはRecommended段の4K30、または1080p〜1440p帯が現実的な守備範囲です。4K60を最初から狙うなら5070 Tiまで上げるのが確実です。
Q. RAMは16GBで足りますか?32GBは要りますか? 公式要件は全段16GB共通なので、本作単体なら16GBで足ります。ただし配信や複数アプリの並行、他の重量級タイトルとの兼用を考えるなら32GBが安心です。RAMより先にGPUとSSD容量に予算を回すのが本作では合理的です。
Q. SSDの空き容量はどれくらい確保すべきですか? 数値は出典で割れており、公式表記135GB/launch後案内150GB/報告値約121GBです。案内値の150GBを基準に確保し、展開やアップデート時は一時的に200GB前後の空きを見込むのが安全です。報告値はビルド更新で変わるため順次追加します(現状は公式値/目安)。
一次・主要出典(媒体名): Pearl Abyss公式 Crimson Desert Notice『PC, Console, Mac Performance Specs』(スペックは画像掲載のため数値は二次ソースで裏取り) / VideoCardz / TechSpot / Notebookcheck / Adventure Gamers / CORSAIR / Insider Gaming / ゲーミングスタイル(GPU別ベンチマーク・2026年5月ゲーミングPC相場レポート) / 価格.com / ちもろぐ。段位・GPU指定は複数ソースで一致確認、ストレージ容量は数値割れのため併記、実インストール容量はSteamコミュニティ報告値(2026-03-19時点・目安・順次追加)。発売日(2026-03-20)はPlayStation Blog / PR TIMES / 電撃オンラインで確認。




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