アークレイダーズ推奨スペックと高fps向けおすすめPC
この記事の要点 ・アークレイダーズの公式PC要件はEmbarkが Minimum / Recommended / Epic の3ティアを提示。要求は近年の重量級より軽めで、Recommendedは RTX 2070 / RX 5700 XT 級です。 ・要求が軽いのは、本作が標準UE5のLumen/Naniteを外した改変版エンジンで動くため。負荷の重い機能を省いた設計で、フレームの谷が浅く高fps安定を取りやすいのが強みです。 ・軽量に見えても本作は抽出型(extraction)オンラインシューター。撃ち合いと離脱の一瞬で勝敗が決まるため、平均fpsより高fps安定+低Pingが競技的に効きます。 ・高fpsを本気で狙うなら、90fps基準のEpicティアを土台に据え、144Hz超はさらに上振れ余地を持たせるのが合理的。Epicの90fpsは公式表記がアップスケール前提である点も要注意です。 ・インストール容量(約27〜33GB)・DirectX 12・ブロードバンド要件はEmbark公式FAQ本文ではなくSteam/集約サイト側の記載。出典を分けて扱います。
アークレイダーズ向けにPCを選ぶなら、判断の起点はEmbarkの公式システム要件です。近年の重量級タイトルと比べると要求は軽め寄りで、Recommendedでも RTX 2070 / RX 5700 XT 世代でまとまります。ただし本作は敵とプレイヤーが入り乱れる抽出型オンラインシューターで、撃ち合いと離脱の一瞬にフレームの落ち込みや遅延がそのまま被弾に直結します。本記事は公式3ティアを1表に集約したうえで、編集部が競技視点で読み替えた高fps安定×低Pingの2軸チェックリストという購買フレームを提示します。実機fpsは未測定のため断定せず、公式値と集約サイト値を峻別して扱います(実測値は順次追加。現状は公式値/目安)。なお本作は2025年10月30日に発売済みで、以降のアップデート(2026年3月の1.18.0系まで)でも公式のティア構成に変更は確認されておらず、本記事のスペック表は2026年7月時点で有効です。
アークレイダーズの推奨スペックはどれくらい?
Embark公式のPCシステム要件FAQは、Minimum・Recommended・Epicの3ティアを定義しています。中核となるRecommendedは、CPUが Core i5-9600K / Ryzen 5 3600、GPUが RTX 2070 / RX 5700 XT / Intel Arc B570、メモリ16GBで、High設定・1440p・60fpsを狙うラインです。最低ラインのMinimumは GTX 1050 Ti / RX 580 / Arc A380 に Core i5-6600K / Ryzen 5 1600・12GBで、Low・1080p・60fpsのプレイ可能下限という位置づけです。
多くの他媒体が見落としがちですが、公式にはさらに上のEpicティアが存在します。ここが高fpsを狙う人の実質的な土台になります。
Minimum・Recommended・Epicの3ティアを1表で見るには?
下表はEmbark公式FAQの3ティアを、CPU・RAM・GPU・想定画質/解像度/fpsまで含めて1つに集約したものです。日本語で3段すべてを並べた表は意外と見当たらないため、編集部で1枚にまとめました。CPU/GPU/RAM/解像度fpsはEmbark公式、後述する容量・DirectX・回線は集約サイト出典と、帰属を分けているのがポイントです。
| ティア | 目安(画質/解像度/fps) | CPU | RAM | GPU | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| Minimum | Low / 1080p / 60fps | Core i5-6600K / Ryzen 5 1600 | 12GB | GTX 1050 Ti / RX 580 / Arc A380 | Embark公式FAQ |
| Recommended | High / 1440p / 60fps | Core i5-9600K / Ryzen 5 3600 | 16GB | RTX 2070 / RX 5700 XT / Arc B570 | Embark公式FAQ |
| Epic | resolution scaling quality / 1440p / 90fps | Core i7-9700K / Ryzen 7 3700X | 16GB | RTX 4070 Ti / RTX 5070 / RX 7900 XTX | Embark公式FAQ |
表で読むと、Minimum→Recommendedは1080p60から1440p60への解像度の引き上げ、Recommended→Epicは同じ1440pでも60fpsから90fpsへのフレーム引き上げが主眼だと分かります。つまり高fpsを取りに行くほど、GPU階段が一段跳ね上がる設計です。あわせて見落としやすいのが、Epicの想定が公式表記でresolution scaling quality(=アップスケールQuality前提)である点で、この90fpsは内部解像度を落として得た数字です。ネイティブ1440pで同じ90fpsを出すにはさらに余力が要ります。OSは全ティア共通で Windows 10以降の64bit(最新アップデート)です。

なぜ重量級タイトルより要求スペックが軽いの?
本作の要求が同世代の重量級より軽いのには技術的な理由があります。複数の技術解説によれば、アークレイダーズは標準的なUE5がグローバルイルミネーションやジオメトリに使うLumen・Naniteをあえて外し、従来型ライティングとメッシュLODに置き換えた改変版エンジンで動作するとされています。負荷が重くフレームタイムがぶれやすいUE5機能を省いた設計のため、要求が軽く済むうえにフレームタイムが予測しやすい=フレームの谷が浅いという副次効果があります。
これは高fps安定を狙う競技運用にはむしろ追い風です。谷が浅いエンジン特性を活かし、上位GPUで平均fpsを高く取れば、撃ち合い中の最低fpsも底上げしやすい。軽いからこそ、上位GPUで高fpsに振り切る価値があるタイトルだと言えます(エンジン構成は第三者の技術解説ベース。公式FAQはハード要件のみ記載で、内部実装には触れていません)。
軽めのタイトルなのに、なぜ高fps狙いのPCを勧めるの?
要求スペックが軽いことと、快適に勝てることは別問題だからです。アークレイダーズは敵AIとほかのプレイヤーが同時に絡む抽出型シューターで、遭遇戦は数秒で決着します。この一瞬にフレームがガクッと落ちたり、平均は高くても最低fpsが沈んだりすると、エイムの追従が乱れて撃ち負けます。競技的に効くのは平均fpsの数字より、戦闘中に崩れない高fpsの安定性です。
だからこそ、公式が90fpsを想定して定義したEpicティアを土台に据える読み替えが有効です。60fps狙いのRecommendedで組むと、乱戦や高密度エリアで最低fpsが60を割り込みやすく、ハイリフレッシュモニタも活かしきれません。Epic級のGPUを起点にしておけば、平均を大きく取ってフレームの谷を浅くでき、撃ち合いの体感が安定します。前節のとおりエンジン側も谷が浅い設計のため、GPUに余力を持たせた効果が最低fpsに乗りやすいのが本作の特性です。
CPUとGPUはどちらを優先すべき?
高fps安定を狙うなら、GPUを主軸にしつつCPUも公式Recommend以上を外さないのが定石です。1440pではGPUが描画負荷の中心になりますが、シューターは表示解像度が下がるほどCPU側の比重が上がるため、フレームを稼ぐために解像度や画質を落とす競技運用ではCPUがボトルネックになりやすいのです。公式のEpicが Core i7-9700K / Ryzen 7 3700X を指定しているのは、90fps級を支えるCPU余力を見込んでいるためと読めます。
購買の優先順位としては、GPUをEpic級で確保→CPUをRecommend以上(できればEpic相当)→メモリ16GB→SSDの順が無駄になりません。片方だけ豪華にしても、もう片方が足を引っ張ればフレームの谷は消えません。GPUとCPUのどちらが自分の環境で足を引っ張っているか不安な場合は、買い替え前にベンチマークでフレーム推移を確認し、どちらがボトルネックかを切り分けておくと出費の無駄を防げます。予算全体は1タイトルへ過剰投資せず、複数タイトルで使い回せる配分を物差しにするのが安全です。
アップスケールとフレーム生成はどう使い分ける?
アークレイダーズは主要3ブランドのアップスケーラに対応しており、fpsの底上げに使えます。ただし競技運用ではアップスケール(画質補間)とフレーム生成(FG)を分けて考えるのが重要です。前者はfpsを稼ぎつつ画質を保てますが、後者は表示fpsを増やす代わりに入力遅延を上乗せするため、被弾判定がシビアなPvP主体の本作とは相性が良くありません。
| 機能 | 対応GPU | 競技運用の要点 |
|---|---|---|
| DLSS | NVIDIA RTX | Quality基準が無難。画質を保ちつつfps底上げ |
| FSR 3 | ブランド非依存(RTX以外も可) | 非RTX環境の受け皿。汎用性が高い |
| XeSS | Intel Arc中心(汎用も動作) | Arc環境の主選択肢 |
| フレーム生成(FG) | 対応GPU | 入力遅延が増えるためPvPはOFF推奨 |
読み替えの結論はシンプルです。fpsが足りないときはアップスケールQualityで稼ぎ、FGはオフのまま最低fpsと入力遅延を優先する。Epicの公式90fpsがアップスケール前提の数字である以上、アップスケールは前提装備、FGは競技では封印、というのが撃ち合いの体感を崩さない使い分けです(対応アップスケーラの種別は第三者の設定ガイド出典。Epicの scaling quality 表記は公式FAQ準拠)。
快適プレイの土台=高fps安定×低Pingの2軸チェックリストとは?
抽出型シューターの快適さは、マシン性能の高fps安定と、回線側の低Pingという2軸の掛け算で決まります。どれだけ高fpsを出しても、Pingが高ければ被弾判定が遅れて撃ち負けますし、逆に回線が良くてもフレームが落ちればエイムが乱れます。編集部では、購入前に次の2軸でチェックすることを勧めています。
軸1・高fps安定(マシン側)
- 目標fpsに対して必要GPU段を1段上げて確保しているか(90fps狙い=Epic級GPUを土台に)。
- CPUが公式Recommend以上で、フレームの谷を作らない余力があるか。
- アップスケールはQualityで稼ぎ、フレーム生成(FG)はPvPでオフにしているか。
- モニタのリフレッシュレートと出せるfpsが釣り合っているか(下記モニタ記事参照)。
軸2・低Ping(回線側)
- 光回線など低遅延・低ジッタの回線でPingを詰められているか。
- ルーターのNATタイプが開放(Open)で、マッチングやP2P通信が阻害されていないか。
- 有線接続で無線由来のPingスパイクを避けているか。
この2軸は下流の環境記事に橋渡しできます。回線の詰め方はオンライン対戦が快適になる低Ping光回線の選び方、マッチングや接続の詰まりを解消するNATの開放とポート開放はNATタイプの確認とポート開放の手順ガイドにまとめています。出せるfpsとモニタの釣り合いはゲーミングモニタのリフレッシュレートと解像度の選び方で確認してください。
144Hz・240Hzモニタを活かすにはどのティアが要る?
公式Epicが定義するのは1440p90fps(アップスケール前提)までで、それ以上のハイリフレッシュ帯は公式に数字がありません。したがって144Hzや240Hzを本気で活かしたいなら、Epicティアを下限としてさらに上振れ余地を持たせるのが現実的な読み替えです。
考え方は単純な逆算で押さえられます。モニタのHz ≒ 張り付かせたいfpsなので、Epicの基準(90fps@1440p・アップスケール込み)から144Hzを狙うなら 144 ÷ 90 ≒ 1.6倍のフレーム増が必要です。240Hzなら 240 ÷ 90 ≒ 2.7倍で、ネイティブ基準ならさらに上振れします。この倍率ぶんの余力をGPU・CPU・設定の割り切りで作る、というのが必要ティアの見積もり方です。目標fpsと必要ティアの対応を整理すると次のようになります。
- 60fps基準: Recommended(RTX 2070級)。60〜75Hz、もしくはエントリー144Hzモニタで頭打ち。コスト最優先の入口。
- 90fps基準: Epic(RTX 4070 Ti / RTX 5070級)。1440pで公式が想定するフレーム帯(アップスケール前提)。144Hzモニタが活き始める土台。
- 144fps超の競技帯: Epic以上+画質を競技向けに割り切る運用。公式に数値はなく、上記の逆算どおり90fps基準の約1.6倍を見込んだ余力設計が前提(実測値は順次追加・現状は目安)。
同じ軽量寄り競技シューターの購買設計はマーベルライバルズ高fps向けおすすめPCの選び方でも整理しており、公式ティアと第三者推定を峻別する読み方は共通です。あわせて読むと、軽量タイトルを競技目線で組む判断軸が固まります。
インストール容量と回線の要件はどれくらい?
ここは出典の整理が重要です。Embark公式FAQ本文が明記しているのはCPU/GPU/RAM/解像度fpsまでで、インストール容量・DirectX・空き容量の記載はありません(2026年7月時点の公式FAQを再確認済み)。容量まわりはSteamや集約サイト(CORSAIR・Turtle Beach等)の記載になります。
- インストール容量: 集約サイトの記載で約27GB。一部サイトは32〜33GBとしており、幅があります(27〜33GB)。
- 空き容量: 集約サイトの実務推奨として空き50GB・SSD推奨。
- DirectX 12・ブロードバンド接続: Steam/集約サイト側の記載。
したがって実運用では、公式が触れていない容量系は集約サイトの目安値として受け止め、SSDに余裕を持って空きを確保しておくのが安全です。オンライン専用タイトルである以上、回線要件は必須級で、前述の低Ping・NAT開放の2点を満たしておくと接続の詰まりを避けられます。なお発売(2025年10月30日)以降のアップデートでも公式ティアの改定は確認されていませんが、今後のシーズンで据え置きかどうか、実機fpsがどう出るかは今回の公開データ照合では断定しません(公式の更新があれば追記します)。
よくある質問
Q. 推奨スペック(Recommended)で高fpsは狙えますか? A. 1440p60fpsを狙うRecommended(RTX 2070 / RX 5700 XT級)は、高fps安定という意味では土台がやや不足しがちです。90fps以上を安定させたいなら、公式が定義するEpicティア(RTX 4070 Ti / RTX 5070 / RX 7900 XTX級)を起点にするのがおすすめです。144Hz超はさらに上振れ余地を持たせてください(実測値は順次追加・現状は目安)。
Q. DLSSやフレーム生成をオンにすれば、安いGPUでも高fpsで戦えますか? A. アップスケール(DLSS / FSR 3 / XeSS)のQualityはfpsの底上げに有効で、Epicの公式90fpsもアップスケール前提の数字です。ただしフレーム生成(FG)は入力遅延を増やすため、被弾判定がシビアな本作のPvPではオフ推奨。表示fpsのカウンタが上がっても撃ち合いの体感は改善しにくいので、まずはアップスケールQuality+FGオフで最低fpsと遅延を優先してください。
Q. インストール容量はどれくらい見ておけばいいですか? A. 集約サイトの記載で約27GB、サイトによっては32〜33GBと幅があります。これはEmbark公式FAQ本文ではなくSteam/集約サイトの値です。空きはSSDで50GB程度を目安に、余裕を持って確保しておくと安全です。
Q. スペックが足りていても撃ち負けるのはなぜ? A. 抽出型シューターでは回線のPing(遅延)がそのまま被弾判定に効きます。fpsとPingは別物で、高fpsでもPingやジッタが大きいと撃ち負けます。高fps安定に加えて、低Ping回線とNATタイプの開放をセットで整えるのが快適プレイの土台です。
出典・公式リンク
- Embark ID Help Center「PC system requirements」(Minimum/Recommended/Epicの一次出典・2026-07再確認): https://id.embark.games/arc-raiders/support/faq/154-pc-system-requirements-1759329994
- CORSAIR「ARC Raiders System Requirements and Recommended Specs」(容量・実務推奨値の集約): https://www.corsair.com/us/en/explorer/gamer/gaming-pcs/arc-raiders-system-requirements-and-recommended-specs/
- Turtle Beach「Arc Raiders System Requirements: Minimum, Recommended and More」(容量幅の裏取り): https://eu.turtlebeach.com/blog/arc-raiders-system-requirements-minimum-recommended-and-more
- XDA「I tested Arc Raiders across four GPUs of different ages」(改変UE5・Lumen/Nanite非採用の技術解説と第三者ベンチ): https://www.xda-developers.com/arc-raiders-pc-optimization-benchmarks-1080p-1440p-4k/
- Switchblade Gaming「ARC Raiders Best PC Settings 2026」(DLSS/FSR3/XeSS対応・アップスケール運用の第三者ガイド): https://www.switchbladegaming.com/game-settings/arc-raiders-best/
- PCGamesN「Arc Raiders system requirements」(第三者要件整理): https://www.pcgamesn.com/arc-raiders/system-requirements
- System Requirements Lab「Can I Run ARC Raiders」(要件チェック): https://www.systemrequirementslab.com/cyri/requirements/arc-raiders/28039




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